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Alibabaの問い合わせから信頼されるパートナーへ:SKZとDr. Siavash Sattarの歩み

Nov 12, 2025
世界的な科学機器取引において、課題を乗り越えることが長期的なパートナーシップを築く。Dr. Siavash SattarとSKZの協働は、Alibabaでの問い合わせから継続取引の意向に至るまでを含み、迅速な対応力と誠実さがいかに障壁を機会に変えうるかを示している。ここに、彼らの成功した SKZ1052 DSCパートナーシップの簡潔な物語を紹介する。

1. 最初の問い合わせ:Alibabaからメールでの協業へ

大学の研究者であるDr. Siavash SattarはAlibabaでSKZを見つけ、SKZ1052 DSC( 示差走査熱量計 )について価格、納期、技術的詳細を問い合わせた。学術系クライアントにとって標準的な正式なメール連絡を希望したため、私たちは詳細な情報交換へ移行し、体系的で文書化された議論を必要とする彼の要望に対応した。

2. 信頼の構築:技術的専門性と明確さ

Dr. Sattarは、自身の研究室における熱分析研究にこの装置を採用するかどうかを検証するために、詳細な知見を求めていた。これに対して当社チームは以下を提供した:
  • 仕様全般 :温度範囲(-100°C ~ 600°C)、昇温速度、および精度の詳細。
  • 実用ガイド :段階別の実験手順、付属品リスト(試料皿、キャリブレーションキット)、および実験室環境の要件。
  • カスタマイズされたサポート :材料別(ポリマー、医薬品など)の使用例に関する質問への回答。
当社の専門性に感銘を受け、サッター博士は所属大学の調達部門に予算申請を行いました。

3. 発注承認および生産開始

3月までに、同大学の調達チームからSKZ1052 DSCの正式な発注が行われました。サッター博士は直ちに50%の前払い金を送金し、当社の製造チームは生産を開始しました。進捗状況やキャリブレーション写真を随時共有し、博士に最新情報を提供しました。

4. 予期せぬ障壁:貿易摩擦による関税の急上昇

SKZ1052が出荷間近になった際、米中貿易摩擦の影響で突然155%の関税が課される事態となりました。当初のCPT条件では、サッター博士は製品価値の1.5倍を超える関税を負担することになり、予算を大幅にオーバーしてしまいました。この予期せぬコスト増加により、返金を検討している旨を博士から通知されました。

5. 一歩先へ:追加費用なしのDDPソリューション

サッター博士の満足を最優先し、迅速に対応しました。
  • 安心感 :返金を求めず、解決策を見出すことに全力を尽くしました。
  • 物流対応 :すべての関税・税金・物流費を負担するDDP(配達済み関税支払い)の運送業者を手配しました。
  • コスト吸収 :DDPによる高い輸送コストを当社で吸収し、サッター博士の総費用を従来通りに維持しました。
サッター博士は当社の誠実さを称え、「SKZが私の予算を守ろうとする姿勢には感銘を受けます。これはビジネス以上に、真のパートナーシップです」と述べました。

6. 納品後のサポート:ソフトウェアのトラブル対応

SKZ1052が到着した後、サッター博士から動作ソフトウェアが入ったUSBメモリの紛失が報告されました。直ちにソフトウェア、デジタルマニュアル、チュートリアルの安全なダウンロードリンクおよび直接技術サポートへの連絡先を送付し、数時間以内に問題を解決しました。

7. 信頼できるパートナーシップ:今後の協力へ

SKZ1052が完全に稼働したことを受け、サッター博士は満足を示しました。「問い合わせから納品後のサポートまで、SKZは期待を上回りました。関税に関するソリューションや迅速なソフトウェア対応により、あなた方は信頼できるパートナーです。」また、今後も設備面での協力を積極的に行いたいとの意向を表明しました。